英文を書き始めるようになったら、即、欠かせないのは日にちに関する表現です。
月の名前や曜日名など、読むことは出来ても、いざ書くとなるとスペルがおぼつかないなんてことありませんか?
ビジネスでは、日付を間違っては大変なことになります。
正確に分かりやすくやり取りするには、どうしてもある程度の表現を知っていなければなりません。
「明々後日」や「○日おき」など、分かりそうで分からない英語表現は結構あるものです。
そのような表現、英語ではどのように言うのだろうと思うかもしれませんが、実は簡単な単語を組み合わせるだけで伝えることが出来るのです。
この記事では、年月日および曜日と、その周辺の表現を一気に解説しますね。
読み終えたときには、日付にまつわる表現が自在に操れるようになること請け合いです!
是非、この記事の英語表現を覚えてしっかり日にち、月、年に関する英語表現を使えるようにしましょう。
もくじ
月:Month
英語の12か月は、日本語と違って数字ではありません。
最初は大変ですが、これは丸ごと覚えるしかありません。
カッコ内は、略して書く場合の表記法です。
頭の3つのアルファベットを取って最後にコンマを付ければ完成です。
なお、May(5月)は、すでに3文字なので、省略表記はありません。
- 1月 January(Jan.)
- 2月 February(Feb.)
- 3月 March(Mar.)
- 4月 April(Apr.)
- 5月 May
- 6月 June(Jun.)
- 7月 July(Jul.)
- 8月 August(Aug.)
- 9月 September(Sep.)
- 10月 October(Oct.)
- 11月 November(Nov.)
- 12月 December(Dec.)
- before last month(先々月)
- last month(先月)
- this month(今月)
- next month(来月)
- after next month(再来月)
曜日:Days of the Week
日本語では「曜日」というれっきとした言葉がありますが、英語の「曜日」は上記のように言うだけです。
曜日名も、月名と併せてそのまま覚えてしまいましょう。
曜日を訊くときは、What day of the week is it today?(今日は何曜日ですか?)と訊きます。
一週間というとき、アメリカでは一般に日曜から土曜を指し、イギリスでは月曜から日曜を指します。
- 月曜 Monday(Mon.)
- 火曜 Tuesday(Tue.)
- 水曜 Wednesday(Wed.)
- 木曜 Thursday(Thu.)
- 金曜 Friday(Fri.)
- 土曜 Saturday(Sat.)
- 日曜 Sunday(Sun.)
- before last week(先々週)
- last week(先週)
- this week(今週)
- next week(来週)
- after next week(再来週)
平日はweekday/s、週末はweekend/sですね。
営業日はbusiness day/s、営業時間はbusiness hour/sとなります。
- We are open weekdays only.(営業は平日のみです。)
- We will answer within 3 business days.(3営業日以内に回答いたします。)
- We are open half day on weekends.(週末は半日営業となります。)
I go shopping on Saturday.というと「土曜日に買物に行きます」となりますが、SaturdaysのようにSを付けて複数形にすると、「毎週土曜日に」という表現に変わります。
- I attend yoga class on Tuesdays.(毎週火曜日はヨガクラスに行きます。)
「We are open 24/7」という表現があります。
24/7とは、24時間週7日のことです。
すなわち年中無休ということです。
ちょっと堅い言葉になりますが、fortnightという単語があります。
この単語一つで2 weeks(2週間)を指す面白い単語です。
「14夜」というのが元の意味なのです。
- after fortnight(2週間後)
年:Year
英語では「年」は西暦で表します。
読むときは、普通に4桁の数字を読む方法で読みます。
- 2017(two thousand seventeen)
- 2006(two thousand six)
ところが、20世紀以前までは読み方が異なります。
4桁の数字を二桁ずつに分けて読んでください
- 1995(nineteen ninety five)
- 1672(sixteen seventy two)
- before last year(おととし)
- last year(去年)
- this year(今年)
- next year(来年)
- after next year(再来年)
10年をひとまとめにした表現もあります。
decadeは、任意の年から数えた「10年間」のことです。
- I lived in NY for a decade from 1986.(1986年からの10年間、ニューヨークに住んでいました。)
世紀:Century
英語では、世紀は序数で表します。
- 21st century(21世紀)
- 20th century(20世紀)
- last century(前世紀)
- this century(今世紀)
- next century(次世紀)
紀元前は、B.C.で表します。
Before Christの頭文字を取ったものです。
B.C.は数字の後ろにくることに注意してください。
紀元前に対する紀元後を意味するA.D.という表記は、Anno Dominiの頭文字です。
- ○ B.C.(紀元前○年)
- ○A.D. または A.D.○(紀元後○年)
日:Day
日付もまた序数で表します。
最後に1、2、3の付く日、すなわち1日、2日、3日および21日、22日、23日と、31日は、first、second、 thirdを使ったイレギュラーな表現になります。
その他は、数字にthを付けて表記します。
- 1st September(9月1日)
- 2nd October(10月2日)
- 3rd November(11月3日)
- 21st January (1月21日)
- 22nd February(2月22日)
- 23rd March(3月23日)
- 31st May(5月31日)
- the day before yesterday(おととい)
- yesterday(昨日)
- today(今日)
- tomorrow(明日)
- the day after tomorrow(明後日)
- every day(毎日)
- every other day(一日おき)
- every two days(二日おき)
日付の書き方
イギリス式とアメリカ式で、並び順が異なります。
どちらも曜日から始まりますが、「日+月+年」の順番がイギリス式、「月+日+年」がアメリカ式の書き方になります。
曜日も月も必要に応じて略したバージョンを使うことも出来ますが、正式文書の場合は、略さない形(long form)を使うようにします。
- Monday, 3rd July, 2017(イギリス式)
- Monday, July 3rd, 2017(アメリカ式)
一日の区分
一日の時間区分は次のようになります。
「~に」というときは、「in the」が使われるものと「at」が使われるものがあることに注意してください。
- morning(朝/午前) 朝/午前中にin the morning
- afternoon(昼/午後) 昼/午後にin the afternoon
- evening(夕方~早い夜)夕方~早い夜にin the evening
- night(夜)夜にat night、深夜にin the middle of the night
- noon(正午)
- midnight(真夜中(0時))
様々な期間の表し方
every
毎日、毎週、毎月、毎年など、「毎」はeveryで表します。
- every Wednesday(毎週水曜日)
- every day(毎日)
- every year(毎年)
all
一日中、ひと月中など「~中」はallを使います。
- all day(一日中)
- all the week(一週間ずっと)
- all the month(ひと月の間ずっと)
for~
何日も、何週間もなど、特定の数字を使わずに期間を表すときはfor+day/week/month/yearで表すことが出来ます。
- for days
My dog didn’t come back for days.(私の犬は、何日も家に戻って来ませんでした。) - for weeks
I was working on the assignment for weeks.(私は、何週間も課題に取り組んでいました。) - for months
The building was under construction for months.(ビルは何ヶ月も工事中でした。) - for years
I haven’t seen her for years.(彼女にはもう何年も会っていません。)
next
「今後」「向こう」○日、○週、○月というときは、nextを使います。
- I will be out for the next twenty days.(今後20日間、私は留守にします。)
- We will be here in this country for the next 3 years.(今後2年間、私たちはこの国に滞在することになります。)
ago
一日前、一週間前、ひと月前など、今から「~前」にというときは、agoを使います。
- one day ago, two days ago(一日前、二日前)
- one week ago, three weeks ago(一週間前、三週間前)
- one month ago, six months ago(ひと月前、6ヶ月前)
- two years ago, half year ago(二年前、半年前)
in the middle of
「半ば」というときは、in the middle of ~と表現します。
- in the middle of the day / week / month / year(日中/週の半ば/月の半ば/年の半ば)
- mid-month(月半ば)
- mid-week(週半ば)
during
「~の間」はduringを使います。
- during the day / week / month / year(その日の間/その週の間/その月の間/その年の間)
- Please communicate with my assistant during my holiday.(私の休暇中は、私のアシスタントとやり取りしてください。)
every other~
一日おき、一週間おきなど、「○おき」はevery other~という表現を使います。
- every other day(一日おき)
- every other week(一週間おき)
- every other month(一ヶ月おき)
これが、二週間おき、三週間おきのように数が上がるときは、otherの代わりに数字が入ります。
- every 2 days(二日おき)
- every 6 weeks(6週間おき)
- every 3 years(3年おき)
after / later
○日、○週、○月後とするときは、afterまたはlaterを組み合わせます。
afterとlaterそれぞれの位置がことなることに注意してください。
- after two days / two days later(二日後)
- after a month / one month later(ひと月後)
- after five years / five years later(5年後)
some /several / many
不特定複数の日、週、月、年を表すときはこのような表現を使って表します。
day / week / month / yearはそれぞれ置き換えて使えます。
- for some days(数日間の間)
- after several months(数ヶ月後)
- for many years(何年もの間)
a few / a couple of
- The puppy grew up much in a few weeks(子犬は、数週間の間にすっかり成長した。)
- I will be staying in Europe for a few days on the way from Japan.(日本から戻る途中にヨーロッパに数日間滞在する予定です。)
カップルとは「二組」のことです。
a couple of ~で2日/2週/2ヶ月/2年などと言い換えることが出来ます。
2を意味しておきながら、twoと言わずにa couple ofというところに、「くらい」「程」のようなニュアンスがあります。
- My parents stayed here for a couple of months last year.(私の両親は、去年、二ヶ月ほどここに滞在しました。)
- I need to rest for a couple of days.(二日ほど、休む必要があります。)
まとめ
以上が、年、月、日などの期間を表す英語に関する表現です。
たかが日、月、年といえど、突き詰めると実に様々な表現があることが分かりますね。
日本語では、意識もせずそれらを駆使して使っています。
英語でもここで紹介した英語表現を覚えるだけで自由自在に表現出来きるようになります!
投稿者プロフィール
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2012年より東アフリカの英語圏の国・タンザニア在住。英語は貿易業務、国際機関勤務などにおいて、実務で身に付けた叩き上げ。
現在はフリーライターとして、日本語および英語による記事を執筆している。
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