日本ではぴったり合う靴が見つからないといって、海外で大きなサイズの靴を買い求める人も増えています。
また、好みの素材やデザインで自分だけの靴を海外でオーダーするという人もいます。
海外には日本では見られないような素敵なデザインもたくさんありますので、きっと買ってみたい靴が見つかるかもしれません。
ただし、後悔しない靴を買うには、店員さんとの英語のやりとりを慎重に行う必要があります。
この記事では「英語で自分の足に合う靴のアドバイスを求めるフレーズ」や、欲しい靴を伝えるために必要な「靴に関する英単語」をご紹介します!
もくじ
お店に入ったら
きちんと靴を選ぶなら、知識のある店員さんに手助けをしてもらうと失敗が少なくなります。
海外ではサイズも異なります。
適切なフィットを見てもらうためにも、靴を買うときは是非、店員さんに声をかけてサポートを依頼しましょう。
- Excuse me, could you help me choose the right shoes?(すみません、合う靴を探すのを手伝っていただけますか?)
- Excuse me, I’m looking for a pair of ○○. Could you help me?(すみません、○○を探しているのですが、ちょっと手伝っていただけますか?)
欲しい靴のタイプを伝えるフレーズ
どんな靴が欲しいのかを、「I’m looking for ○○(○○な靴を探しています)」や「I need ○○(○○な靴が欲しいです)」などのフレーズで伝えましょう。
以下に、「買いたい靴のイメージ」を伝える英語表現を挙げます。
- dressy shoes(ドレッシーな靴)
- formal shoes(フォーマルな靴)
- casual shoes(カジュアルな靴)
- easy-care shoes(手入れが簡単な靴)
- light-weight shoes(軽い靴)
- washable shoes(水洗い出来る靴)
- durable shoes(長持ちする靴)
- waterproof shoes(防水加工の靴)
- shoes with good insulation(通気性がある靴)
- simple / plain shoes(飾り気のないシンプルなデザインの靴)
- shoes with classic design(定番デザインの靴)
- shoes with sophisticated design(洗練されたデザインの靴)
- shoes with leather sole / rubber sole(皮底/ゴム底の靴)「sole=靴底」
具体的な靴のタイプを表すには、次のような呼び名を使います。
- slip-on / slip-on shoes(スリッポンシューズ)
- pumps (パンプス)
- ballerina pumps(バレエシューズ)
- flats / flat shoes(フラットシューズ)
- high heels (ハイヒール)
以下は、女性用の靴に多くみられるデザインを英語でいうと次のようになります。
- wedge-sole shoes(ウェッジソールの靴)
- open-toe shoes(つま先が開いたデザインの靴)「toe=つま先」
- square-toe shoes(つま先が角ばったデザインの靴)
- pointed-toe shoes(つま先が尖ったデザインの靴)
- slingbacks(かかとをストラップで押さえるタイプの靴)
こちらは、男性用の靴によくあるタイプです。
- loafers (ローファー)
- oxfords (ひも靴)
- plain toe shoes(つま先に飾りのない靴)
- cap-toe shoes(つま先に横に切り替えがある靴)
- wing-tip shoes(つま先にM字形の切り替えがある靴)
「boots(ブーツ)」にはいろいろなタイプがあります。
- booties(ブーティ:くるぶしあたりまでのブーツ)
- ankle boots(アンクルブーツ:足首まで隠れるブーツ)「ankle=足首」
- mid-calf boots(ハーフブーツ)「mid-calf=ふくらはぎの真ん中あたり」
- knee high boots(膝までのブーツ)「knee=膝」
- Chelsea boots(両側にゴムが入っているブーツ)
- lace-up boots(編み上げブーツ)「lace=靴ひも」
- side-zip boots(ジッパー式のブーツ)
- sneakers (スニーカー)
- moccasins(モカシン)
- driving shoes(ドライビングシューズ:かかとの外側に滑り止めが付いています。)
- mules(ミュール)
- clogs(クロッグ:甲の部分をカバーしたサンダル)
- espadrilles(エスパドリーユ:スペインのリゾート用布靴)
- sandals (サンダル)
- flip-flops (ビーチサンダル)
パーティやスーツ、スポーツなど、特定の用途に合わせる靴を探しているならその旨を伝えると、より適した靴を見つけてもらえるでしょう。
- I need shoes for hiking.(ハイキング用の靴が欲しいです。)
- I need shoes for walking.(ウォーキング用の靴が欲しいです。)
- Which shoes are suitable to attend wedding party?(結婚式に行くのに合う靴はどれですか?)
- What type of shoes are suitable for this clothes?(この服には、どのタイプの靴が合うでしょうか?)
フィットに関する英語フレーズ
「履き心地のよい靴」は「comfortable shoes」といいます。
正しいサイズを選ぶには、つま先あるいはかかとに少し隙間がある必要があります。
このような隙間は「room」や「space」という単語を使います。
- I need a room / space for thick socks.(厚手の靴下を履く分の隙間が必要です。)
靴選びの基本ポイントは「width(幅)」と「length(長さ)」です。
フィット感に関しては、「These are ○○(この靴は○○です)」または「These are ○○ at △△(この靴は、△△の部分が○○です)」のフレーズを使って、気になる箇所を伝えましょう。
- These sandals are too small / large .(このサンダルは小さすぎ/大きすぎます。)
- These loafers are too narrow / wide.(このローファーは幅が狭すぎ/広すぎです。)
- These boots are loose at mid-calf.(このブーツはふくらはぎの辺りがブカブカです。)
- These pumps are too narrow at the tip.(このパンプスはつま先がきつすぎます。)
- I feel pain at the big toe / small toe.(足の親指/小指の部分が痛いです。)
- small(小さい)
- large(大きい)
- narrow(幅狭)
- wide(幅広)
- tight(きつい)
- loose(ゆるい)
疲れにくい靴選びには土踏まずの高さも考慮する必要があります。
「土踏まず」は英語で「arches(アーチ)」といいます。
- These sneakers have very high arches.(このスニーカーは、土踏まずがずい分高いですね。)
サイズに関する英語フレーズ
海外で靴を買う場合、サイズは地域によって異なりますので対応表を使って自分のサイズを確認しなければなりません。
また、子供用の靴サイズは大人用とは異なります。
女性用、男性用サイズについては別の項に「サイズ対応表」を記載していますので、買うときはご参考ください。
- JP=日本のサイズ
- US=アメリカサイズ
- UK=イギリスサイズ
- EU=ヨーロッパサイズ
- Do you have these shoes in size ○?(この靴で、○のサイズはありますか?)
- My shoe size is ○ in Japanese size.(私のサイズは、日本のサイズだと○です。)
- I’m not sure of my shoe size in EU / US size.(ヨーロッパ/アメリカサイズでは、自分のサイズが分かりません。)
- Could you check my size?(サイズをチェックしていただけますか?)
- Could you advise me which size fits me?(どのサイズが合うか見てもらえますか?)
買う前に、実際に履いて履き心地を確認します。
- Can I try them on?(それを試してみていいですか?)
- Can I try these on?(これを試してみていいですか?)
靴は両足分あるので、上記「them」「these」のように、基本的にいつも複数形でいうようにします。
靴のかかとを傷めないよう「靴べら(shoehorn)」を使うとよいでしょう。
- Can I use a shoehorn?(靴べらをお借りできますか?)
もしぴったり来る靴が見つかったら、このように伝えましょう。
- These are the right shoes.(この靴はぴったりです。)
- Thanks, these fit perfect!(パーフェクトなフィット感です。ありがとう。)
素材と手入れに関する英語フレーズ
皮製の靴は「leather shoes」ですが、皮といっても素材によって手触りや履き心地が違います。
「calf」は子牛の皮、「kid」は子ヤギの皮のことです。
- Do you have leather sandals?(皮製のサンダルはありますか?)
- suede(スエード)
- patent leather(エナメル)
- canvas(布)
ちょっといい靴を買うときは、手入れの方法も訊いておくと役立ちます。
- How shall I take care of this pair?(この靴は、どのように手入れしたらよいですか?)
- Please advise me how to take care of these shoes.(この靴の手入れ方法を教えてください。)
- polish=靴磨き
- cleaner=クリーナー
- brush=ブラシ
- cloth=布
- shoe-keeper=シューキーパー(型崩れを防ぐ詰め物)
サイズ対応表
靴のサイズ表は「shoe size chart」といいます。
お店にも用意があるかもしれませんので、手元になければ訊ねてみましょう。
女性用と男性用でもサイズが若干異なります。
買うときはよく確認しましょう。
【女性用】
JP(日本) | 21.5 | 22 | 22.5 | 23 | 23.5 | 24 | 24.5 | 25 | 25.5 | 26 |
US(アメリカ) | 4.5 | 5 | 5.5 | 5 | 6.5 | 7 | 7.5 | 8 | 8.5 | 9 |
UK(イギリス) | 3 | 3.5 | 4 | 4.5 | 5 | 5.5 | 6 | 6.5 | 7 | 7.5 |
EU(ヨーロッパ) | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 |
【男性用】
JP(日本) | 24.5 | 25 | 25.5 | 26 | 26.5 | 27 | 27.5 | 28 | 28.5 | 29 |
US(アメリカ) | 6.5 | 7 | 7.5 | 8 | 8.5 | 9 | 9.5 | 10 | 10.5 | 11 |
UK(イギリス) | 6 | 6.5 | 7 | 7.5 | 8 | 8.5 | 9 | 9.5 | 10 | 10.5 |
EU(ヨーロッパ) | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 |
まとめ
以上、海外で靴を買うときに英語でやり取りするフレーズをご紹介しました。
欲しい靴のタイプや希望するイメージも上手く伝えられるよう、店員さんと話すのに必要な「靴に関する単語・表現」もいろいろ挙げています。
合わない靴は辛いものです。
この記事で触れた言葉や表現を使えば、きっと満足出来る靴を買えると思います!
投稿者プロフィール
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2012年より東アフリカの英語圏の国・タンザニア在住。英語は貿易業務、国際機関勤務などにおいて、実務で身に付けた叩き上げ。
現在はフリーライターとして、日本語および英語による記事を執筆している。
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