人に気遣いを示すということは、相手に「あなたを気にかけていますよ」ということを伝えるということでもあります。
また、その人をいたわる言葉をかけることで相手も心を開き、距離が縮まり、信頼が生まれます。
せっかくの優しい気持ちを英語で相手に伝える言葉は知っていますか?
日本語では「いわなくても伝わる」「以心伝心」なんて言葉をよく耳にしますが、言葉にしなければ伝わらないことはたくさんあります。
この記事では、優しい気遣いを伝え、人を癒す英語フレーズを集めてみました。
是非、回りの人に向けて言葉にしてみましょう。
大丈夫?
もし、周囲に心配ごとを抱えている人がいたら「Don’t worry」と声をかけてあげてください。
そんな簡単なひと言でも気持ちは十分伝わります。
- Are you alright?(大丈夫ですか?)
- Are you OK?(OKですか?)
- Are you sure?(本当に?)
- Do you want to talk?(話を聞きましょうか?)
- Tell me what happened to you.(どうしたのか言ってみなさい。)
- I have time to talk.(話している時間はありますよ。)
- Come on.(言ってごらん。)
- Call me anytime.(いつでも電話してください。)
- I understand what you mean.(あなたのいうことよく分かります。)
- I understand how you feel.(あなたの気持ちよく分かります。)
- You are right.(あなたのいう通りです。)
- I’ve been so worried about you.(あなたのことが、ずっと気にかかっていました。)
- Is there anything that I can do for you?(私に何か出来ることありますか?)
- I’m always here for you.(いつでもあなたの助けになりたいと思っています。)
- What can I do to help?(どうしたら助けになれますか?)
「I’m sorry」という言葉は「ごめんなさい」という謝罪の言葉だけではありません。
「残念です」や「辛いですね」といった相手の心情に寄り添うときにも使われる言葉です。
- I’m sorry. (辛いですね、気持ち分かりますよ。)
- Would you like me to stay with you for some time?(しばらく一緒にいてあげましょうか?)
- Would you like me to come with you?(一緒に行ってあげましょうか?)
- Shall I wait for you?(待っていましょうか?)
- No worries. I have time.(心配いりませんよ、時間はありますから。)
会えなくても!
「I’m thinking of you(あなたのことを思っています)」「I’ve been thinking of you(ずっとあなたのことを思っています)」などといったセリフ、日本語だとちょっと歯がゆく聞えるかもしれませんね。
でも英語では友人同士、よく交わされるフレーズです。
「今頃、どうしているかな?」と心の中で相手のことを思うことがあるなら、是非口にして伝えてみてください。
- I miss you (so much).(会いたいですね。)
- It’s been a long time since we met last time.(前回会ってからずいぶん経ちますね。)
- It’s been a while since we talked.(話してからだいぶ経ちますね。)
- How have you been doing?(ずっとどうしていますか?)
- I wish you were here.(ここにあなたがいたらよかったのですが。)
共有しよう!
人の意見を聞いてみましょう。
- What do you think?(あなたはどう思う?)
- What‘s your idea?(あなたの考えはどう?)
自分がいつか話したことや、やったことを覚えてくれている人がいると嬉しいですよね。
付き合いが長くなるほど、このような共通の思い出が多くなります。
- I remember you said ~.(あなたが~といっていたのを覚えています。)
- I remember you used to ~.(あなたがよく~していたのを覚えています。)
- Of course, I remember well.(もちろん、よく覚えていますよ。)
- I can’t forget.(忘れられません。)
- I’ll never forget.(絶対忘れることはないでしょう。)
- How can I forget?(忘れるわけないじゃないですか!)
知っている人もいないし、初めて会う人ばかり、会話のキッカケがつかめないこともよくあります。
そのような状態で話の口火を切るときの定番フレーズは「I like your ○○(あなたの○○素敵ですね)」です。
- I like your shirt.(いいシャツですね。)
- I like your hair style.(素敵な髪型ですね。)
- I like your bag.(素敵なバッグですね。)
そのような簡単な質問で相手への関心を伝えると、自然に会話が生まれて来ます。
- Where did you buy it?(どこで買ったのですか?)
- Where did you have your hair cut?(どこで髪を切ったのですか?)
- It looks great on you.(すごく似合いますよ。)
相手が好きだといっていた「あれやこれ」、興味がありそうな「あれやこれ」を見つけたら、それを伝え、シェアしてみましょう。
- Check this out. I thought you may like it.(あなたは、こういうの好きじゃないかな? 見てみ
て。) - Amazing? You did this all?(すごいですね! これ全部あなたがやったのですか?)
- I’ll send you the recipe.(レシピ送りますよ。)
- I’m so happy you liked it.(気に入ってもらえて嬉しいです。)
あなたをもっと知りたい!
相手に負担を感じさせず、優しく提案するときは「Let me ~」を使うと便利です。
- Let me tell you.(教えてあげますね。)
- Let me share with you.(シェアしますね。)
- Let me show you.(見せてあげますね。)
- Let me take you.(連れて行ってあげますね。)
- Let me help you.(手伝いますね。)
- This is for you.(これはあなたに。)
- I’m happy if you take this.(受け取ってもらえると嬉しいです。)
- I’m happy that I can do this for you.(あなたにこうしてあげられると、私も嬉しいです。)
「人に紹介したい」といってもらえるということは、信頼の証でもあります。
- Let me introduce you to ○○.(○○さんに紹介させてください)
- I’d like to introduce you to○○.(○○さんに紹介したいと思います。)
- I want you to meet ○○.(○○さんに会ってみてほしいです。)
「一緒にお茶やランチでもどうですか?」と声をかけるのも、相手に興味があるからこそです。
仲良くなりたいと思う人がいたら、ひと声かけてみましょう。
- Would you like some tea or coffee?(お茶かコーヒーでも飲みますか?)
- Want to go lunch with me?(一緒にランチでも行きますか?)
- Would you like to come?(あなたも来ませんか?)
- Come and join us!(あなたも是非来てください!)
「一緒にいて楽しい」といってもらえたら、誰だって嬉しく思いますよね。
- Your words are always inspiring.(あなたの言葉にはいつも元気をもらえます。)
- I love talking to you.(あなたと話すのはとても楽しいです。)
- I love spending time with you.(あなたと過ごすのはとても楽しいです。)
- Thanks for the lovely time.(楽しい時間をありがとう。)
- Thanks, you made my day.(お陰で楽しい一日になりました。)
- I’m happy that you are happy.(あなたが喜んでくれて嬉しいです。)
おめでとう、私も嬉しい!
嬉しい報告をもらったら、喜びを分かち合いましょう。
- I’m so happy for you!(よかったですね!)
- Congratulations!(おめでとう!)
- I know how hard you’ve worked / tried.(あなたがどんなに努力したか知っています。)
- You are deserved.(あなたには当然の結果です。)
「I’m so proud of you!」は人を褒めるときによく使われるフレーズです。
直訳すると「あなたをとても誇りに思います」となりますが、それだと堅苦しくて使いにくそうではないですか?
そんなことから日本人にはちょっと使いにくいフレーズの一つかもしれません。
でも、「本当にすごい!」「よく頑張りましたね!」といったニュアンスで使ってみてはどうでしょう?
これなら、しっくり来ませんか?
- Thank you so much.(どうもありがとう。)
- Thank you for everything.(いろいろありがとう。)
- I don’t know how I can pay you.(どうやってお返ししたらいいか。)
- Nothing could have been done / achieved without you.(あなたがいなければ叶わないところで
した、あなたがいたからこそ出来たことです。) - I want to thank YOU!(あなたにこそお礼をいいたいです=お礼をいいたいのはこちらの方で
す!)
素敵なあなたへ!
「one of a kind」というのは「唯一の、ただ一つの」といった意味です。
- You are one of a kind.(あなたみたいな人はいません。)
- You are different.(あなたみたいな人はいません。)
- You are so unique.(あなたってユニークですね。)
- You are so special.(あなたは特別な人です。)
- You are my treasure.(あなたは私の宝です。)
- You are wonderful / so lovely.(素晴らしい、素敵な人です。)
- I’ve never met anyone like you.(あなたのような人には会ったことありません。)
- I’ve learnt a lot from you.(あなたからはたくさんのことを学びました。)
- I really can’t thank you enough.(本当に感謝し切れません。)
- I’m so glad that our paths have crossed.(あなたに出会えて本当によかったです。)
これもまた、出会えた喜びを表す表現です。
「道、小道」という意味を持つ「path」という単語を互いの「人生の道」に例えて、出会えた喜びを称える言い方です。
- You are in my thoughts.(あなたのことを想っています。)
- You are always in my prayers.(いつもあなたのために願っています。)
- May god bless you abundantly!(十分に神の祝福がありますように!)
「I love you!」は異性に向けてだけいう言葉ではありません。
大好きな人には「I love you!」と伝えましょう。
まとめ
以上、人を癒す優しい英語フレーズを集めてみました。
見るだけで心が温まる気がしませんか?
日本語でいうと歯が浮くようなセリフもあるかもしれませんが、英語ではどれもよく使われるフレーズばかりです。
こういう優しい言葉をひきだしにたくさん溜めておき、すぐに口に出来たら素敵です。
英語で話していると「英語のメンタリティー」が付いて来て、大胆な表現も板について来るようになります。
気持ちを率直に表現する喜びを感じてみましょう!
投稿者プロフィール
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2012年より東アフリカの英語圏の国・タンザニア在住。英語は貿易業務、国際機関勤務などにおいて、実務で身に付けた叩き上げ。
現在はフリーライターとして、日本語および英語による記事を執筆している。
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