一緒に仕事をしている同僚、また上司が、その働きを認められて昇進するのは、「自分も昇進したいな」と羨ましく思う反面、「一緒に働いている信頼できる仲間が昇進するのは嬉しい」と思う方も多いかと思います。

そんな時は英語ではどのようにお祝いの言葉を添えれば良いのでしょうか。

では、そんな嬉しい場面で使えるビジネス英語のフレーズについてお伝えします。

昇進お祝いフレーズ: 基本編

まずは、非常によく使われる単語・フレーズからお伝えします。

1.Congratulations.

「おめでとう」という意味の単語です。

昇進だけでなく、「卒業おめでとう」「結婚おめでとう」「起業おめでとう」など、ありとあらゆる「おめでとう」で使える万能な単語になります。

  • Congratulations! おめでとう
  • Congratulations on your promotion! 昇進おめでとう
  • Congratulations, it’s wonderful to hear this. おめでとう、素晴らしい知らせです
  • We know very much about your contribution, congratulations! あなたの貢献はみなよく知っています。おめでとう

このような形で使うことができます。

なお、Congratulationsは文章の最初に来ても、最後に来てもどちらでも使えます

また、Congratulationsは長い単語なので、メールやLINE, WhatsAppなどのメッセンジャーでは、短縮してCongratsと表記する場合があります。

やや軽い語感になりますが、意味合いは全く同じで、文頭でも文末でもどちらでも使えます。

2.Good luck

「幸運を祈ります」の意味合いで使われる語ですが、Congratulationsなどのお祝い単語と一緒に使われることが多くあります。

  • Congratulations on your new role as a developer team lead. Good luck to your new challenge.開発チームリードへの着任おめでとうございます。新しいチャレンジの幸運を祈ります
  • I and Nancy got so much excited to hear that you become CEO in this company. Good luck to your business journey. あなたがこの会社のCEOになると聞き、私とナンシーはとても喜んでいます。ビジネスの「旅」の幸運を祈ります

お祝いの言葉なしに、Good luckだけだと、やや押しつけがましい使い方になるので、「お祝いフレーズGood luck」と使うようにしてください。

昇進お祝いフレーズ: 応用編

3. Well deserved.

「十分に昇進するに値する」という意味のフレーズです。

私が外資系企業で勤務して、何度か昇進した際、海外の同僚から最も多くもらったのが、このフレーズになります。

日本語で「あなたは昇進に値します」というと、違和感がありますが、英語では普通の誉め言葉として使われています

Well deserved が最も一般的ですが、You deserved itといった形で、やや変形して使われることも多数あります。

  • Congratulations on your promotion, well deserved.昇進おめでとうございます。十分昇進に値しますよ
  • Great to get promoted as new team director. You deserved it.新しいチームの部長に昇進するなんてすごいです。あなたは十分昇進に値しますよ

なお、Well deservedも、You deserve itも、一般的には「褒める文章の後で使われる」ことが多いです。

「褒める文章well deserved」という形で用いられます。

文頭で使っても間違いではありませんが、語感がより自然なのはやはり文末での利用です

4.excited

「非常に嬉しいです」の意味です。

exciteは「興奮する」という意味でよく使われていますが、ビジネス英語になると、「とても嬉しい」という意味合いで使われることが多いです。

なお、

  • I am excited 私は非常に嬉しいです
  • Our team are all excited 私たちのチームはみな嬉しいです

というように、be動詞+過去分詞の受け身の文章でのみ使います。

  • I’m super excited to know your company’s new marketing plan. This makes a revolution in this industry. 貴社の新マーケティングプランを聞いてとても嬉しいです。この業界に革命が起こりますよ

このexcitedがお祝いの文章になると、以下のように使われます。

  • I’m excited to know that you got promoted to senior manager in east Japan sales. Well deserved. あなたが東日本営業のシニアマネージャーに昇進すると聞いて、とても嬉しいです。十分に昇進に値します。
  • We’re really excited to hear that you become Japan country manager. Congratulations! あなたが日本法人のトップになると聞き、我々みな非常に嬉しいです。おめでとうございます

5.Best wishes

「についてお祈りします」の語です。
Best wishesは、メールの文末に「敬具」の意味で使われることもありますが、この文脈では、「〜になるように、できるようにお祈りします」という意味合いになります。

やや硬い誉め言葉なので、仲の良い同僚に使うよりは、上司だったり取引先だったりに使うほうが適切です

  • Best wishes for your business expansion. ビジネスの拡大をお祈りしています
  • Best wishes for your new adventure and success as a U.K. country manager. イギリス法人代表としての新たな冒険と成功をお祈りしています

お祝いを伝えるときに気を付けること

よほど親しい間柄でもない場合は、上記でいくつかご説明したフレーズにように、「おめでとう。あなたは十分に値します」といった簡単な表現で、シンプルに説明するのがベストです。

そして、人種、性別、学歴、出自などを例に挙げて「なのにすごい」といった表現を行うことは望ましくありません

祝う方は悪意がなくても、大変に不快な印象を持たれる場合がありますので、注意しましょう。

具体的には以下のような内容です。

  • Congratulations, Mr. Lee. You are the first Chinese-American senior director in this company. Well deserved.リーさん、おめでとうございます。あなたはこの会社初の中国系アメリカ人のシニアディレクターです。十分に値します
  • I’m really excited to know the you become a new director of the board even though you’re woman. Congrats! 女性なのに新取締役になるなんて素晴らしいです。おめでとうございます
  • Congrats Mr. Shinagawa as a new vice president. I believe you are the first vice president as a high school graduate. 品川さん、新しい副社長就任おめでとうございます。思うに、高卒で副社長になったのはあなたがはじめてです

まとめ

以上、同僚や上司が昇進した際に使える単語・フレーズをお伝えしました。

余計なことを言わずに、お祝いの言葉だけ端的に伝えるのがポイントになります。

ぜひ、上記フレーズを活用して、お祝いのメッセージを伝えてみてください。